相模台で18日 国際色豊かなフェスタ 「隣人と繋がる祭りに」
相模台地区自治会連合会の会員が中心となって企画したイベント、「相模台インターナショナルフェスタ」が5月18日(日)、南台公園(南区南台)で開催される。主催は同実行委員会(園田眞夫(まさお)実行委員長=写真)。在日米陸軍相模原住宅のある相模台地区において、”隣人”でもある外国籍の人々と交流を深められるよう多様な催しを用意。今回が初開催となる。
きっかけは1年ほど前。相模台で数年前まで行われていた”サウザンロードの夏祭り”がなくなったことを残念に思い、「地域に根付くイベントができないか」と自治会員らが模索。同地区には700人を超える外国人が住んでいることから、「国籍の垣根を越えて繋がれる祭りを」とアイデアが浮かんだ。その年の暮れには、園田さんを中心に相模台自治会のメンバーで実行委員会が発足。具体的な方向性を決めていった。
「相模台まちづくりセンター、さがみはら国際交流ラウンジの方々、また会員の伝手などをたどり繋がった縁。たくさんの方に支えられてここまで来れた」と園田さん。また、同自治会連合会の坂本堯則(たかのり)会長は、「互いを知り合うことが地域の活性化につながるのでは」と期待を寄せる。
ジャズ、各国グルメステージと模擬店
フェスタは大きく分けて「ステージ」と「模擬店」がメインとなる。ステージでは、開場時間から太鼓、舞踊、歌曲、器楽演奏など次々に10の舞台が繰り広げられる。うち在日米陸軍軍楽隊のほか、バトントワリング、ジャズ演奏などには外国人も登場する。
また模擬店では、中華、インド、メキシコ、ヒマラヤ料理など多様な飲食店のほか、各国の衣料品、民芸品などが販売される。ステージや模擬店はすべて”相模原にゆかりのある”団体、店舗で構成される。園田さんは、「あとは当日の天候次第。たくさんの方に来場頂き、来年に繋がる祭りになれば」と話している。
フェスタは午前10時〜午後4時。小雨決行(荒天中止)。一般来場者向けの駐車場は用意していないため、実行委員会では徒歩、又は公共交通機関の利用を呼び掛けている(小田急相模原駅北口から徒歩5分)。
問い合わせは相模台まちづくりセンター【電話】042・744・3148へ。
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