さがみはら南区版 掲載号:2014年5月22日号 エリアトップへ

全国高等学校新体操選抜大会で女子個人総合1位を獲得した 桑村 美里さん 相模女子大高等部3年 17歳

掲載号:2014年5月22日号

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強さと優しさで日々進化

 ○…ポーズをとり2、3秒。音楽が流れはじめると自然に体が次々と動き出す。約1分半、技を組み合わせながら最後のポーズへ。最高得点を出したフープをはじめ、ほか3種目ですべて上位3位以内に入り、個人総合優勝。初の全国1位の快挙に「驚きと嬉しさと半々です」とメダルを手にした瞬間を振り返る。屈託のない笑顔と対照的な、一つ一つ丁寧に紡ぎだす言葉とまっすぐな瞳が印象的だ。

 ○…鳥取県で生まれ、のち祖父母のいる岐阜県へ。幼少期を過ごし、小学生から横浜市青葉区へ。同区内で転校した先で、友だちに誘われて新体操に出会った。近隣のクラブ「町田RG」(町田市)で小学6年生から本格的に選手の道へ。幼少から始める人が多い中始動は遅いほうだったが、「それはあまり気にしなくて。技に挑戦して試合で成功する。その繰り返しでした」。まっすぐ新体操に打ち込んだ少女はみるみる頭角を現し、中学生では全日本ジュニア3位。全国大会の常連になっていった。

 ○…休みは「年末年始と学校のテスト休みくらい」というほど練習に励む日々。放課後に町田市周辺の小学校や体育館で3〜4時間のレッスンが日課だ。「今日やりたくないという日はあっても辞めたいと思ったことはないかな」。勉強面では苦手な文系を避けて理系に。特に”生活に結びつく雑学”を教えてくれた化学の授業が好きという。「本物のダイヤモンドの見分け方。冷蔵庫に入れると分かるんです!」

 ○…動きの美しさが重視される現在の新体操界にあって、自身は「個性を伸ばす方向」と独自路線を目指す。「アップテンポで明るい曲が得意」という個性を活かし、スピード感溢れる、誰にも真似できない演技を追求したいと意気込む。演技に臨む強い姿勢と相反して、もし休みができたら「鳥取、岐阜の祖父母に会いに行きたい」と答える優しい内面を持ち合わせて、表現はより進化されていく。
 

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5/18・19 相模大野ステーションスクエア3Fアトリウム広場

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