「東林(とうりん)九条の会」(星野恒雄代表)の例会が5月16日、東林公民館(南区相南)で行われた=写真。今年4月、2014年度のノーベル平和賞候補に、憲法9条を保持している「日本国民」がノミネートされてから初めての開催で、会員ら約20人が集まった。
この日は、同賞選考機関のノルウェー・ノーベル委員会に、「憲法9条にノーベル平和賞の授与を」とインターネットの署名サイトなどを通じて呼びかけた座間市在住の主婦、鷹巣直美さんが参加した。
鷹巣さんは、「ノーベル賞をもらうことが目的ではなく、日本国民が対象としてノミネートされたことで、一人ひとりが憲法とどう向き合うかを考えるきっかけになれば」と思いを語った。
ノーベル平和賞の候補として、今年は過去最多の278の団体・個人が登録されている。そのうち団体は47。受賞者は10月10日に発表される。