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中央区在住金野さん 毎日展で会員賞 県内から2人

文化

公開:2014年7月24日

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現在、国立新美術館に展示されている金野さんの作品『水』(242×61cm)=本人撮影
現在、国立新美術館に展示されている金野さんの作品『水』(242×61cm)=本人撮影

 中央区相模原在住の金野(こんの)美和子(みわこ)さん(52)=人物風土記で紹介=が、第66回「毎日書道展」(毎日新聞社・毎日書道会主催)のかなの部門で、会員賞に選ばれた。同賞受賞者は全国で26人。県内では金野さんを含めて2人。

 金野さんは、現代女流かな書の第一人者とされる熊谷(くまがい)恒子(つねこ)さんの弟子、山崎(やまざき)暁子(きょうこ)さんに師事し、25年前から本格的に書を始めた。今回は、明治生まれの歌人、斎藤茂吉の短歌を題材にした作品『水』を出品。「一気呵成(いっきかせい)に行を貫く呼吸を感じる。全体に漂う叙情性は、線の柔軟さと巧みな墨色、墨量の変化のたまものか」(松井玉箏(ぎょくそう)氏)と評価を受けた。金野さんは受賞について、「もっと書の勉強を続けて良いというお許しをもらったということだと思っております」と話した。

 毎日書道展は、書道文化の向上と書道芸術の相互練磨のため1948年に「全日本書道展」として始まった。漢字・かな・篆刻(てんこく)など7分野9部門を結集した書の総合展で、日本最大規模の公募書道展として知られている。51年に現在の毎日書道展へと改称された。

 金野さんの作品は、8月3日(日)まで国立新美術館(東京都港区)で展示されている。詳細は毎日書道会ホームページ(http://www.mainichishodo.org)を参照。

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