大野中地区で親しまれてきた朝市「なかいち」(大野中地区朝市倶楽部主催/渡辺忠雄実行委員長)が10月12日(日)で100回目を迎える。これを記念し同倶楽部では当日、通常の朝市を”拡大”。県内各地の朝市を一堂に集結させ、「さがみはら朝市まつりin古淵」を古淵西公園(南区古淵2の11)で開催する。
大野中地区の朝市は、商店街の活性化や地域住民の触れ合いを目的として平成20年7月よりスタート。商店連合会と自治会連合会が共同して朝市倶楽部を立ち上げた。朝市には、地元商店の生鮮食品や相模原の特産品、地元農家の新鮮な野菜などが並ぶ。開始時は毎月第2日曜日(古淵南公園)のみだったが、2年程前より第4日曜日(南病院駐車場)も設定され、現在は月2回の開催。「基本的には毎月2回、雨の日でも開催しています。さすがにこないだの大雪の時は中止したけどね」と渡辺さん。ここまで朝市が継続できたのは「ボランティアさんの力が大きい」と話す。大野中地区、主に古淵エリアの住民で組織されているボランティア団体「健壮会(けんそうかい)」は、現在約35人。朝市をはじめ、よさこい祭りなど古淵のイベントには欠かせない存在だ。古淵商栄会と地域ボランティアが密接に結びつき一丸となって地域を支えている。
ラジオ体操で集客
「参加者を増やすために何か工夫できないかと思ってね」。朝市を開始した当時は25店舗ほどあった出店者も、年を追うごとに減少。そこで出店者、来場者ともに参加できる新たな企画として2年ほど前、ラジオ体操を取り入れた。7時30分に集合した参加者は、まず全員で体操する。20分ほど体を動かした後、そのまま朝市を開始。この一連の流れは好評で、親子連れなど以前より来場者も増えたという。
小田原、横浜からも
100回目を迎える10月12日には、特別イベントとして県内各地の朝市が古淵西公園に集結。同倶楽部のネットワークを通じ、小田原、平塚、横浜など各地の生鮮食品や特産品などを持ち寄った約50店が軒を連ねる予定。同日は午前10時から午後2時までの開催となる。
「地元のボランティアさんなどたくさんの方に支えられてここまで続けてこれました。普段いらっしゃらない方も、10月のイベントにはぜひ足をお運びください」と同倶楽部では参加を呼び掛けている。
なお同倶楽部では通常の朝市への出店者を募集している。詳細は【電話】042・742・8995渡辺さん(ファミリーショップワタナベ内)へ
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