南区文京の相模女子大学中学部（竹下昌之校長）は１月９日、３学年合同の書き初めを同大高等部体育館で行った＝上下写真。
同校では、「伝統文化とその心を理解し、学習した書写の力を日常に生かす態度を養うと共に、作品を鑑賞する力を身につける」ことを目的として毎年、年の初めに書き初めを行っている。今年も生徒３００人が体育館に集まり、一斉に書道紙に筆をおろした。
課題は各学年で異なり、１年生は「新しい決意」「理想実現」、２年生は「大望を抱く」「温故知新」、３年生は「江山景物新」「新春に誓う」。そして、３学年共通課題として同校の建学精神である「高潔善美」。この中からどれか一つを選び、清書した２枚のうち1枚を提出。国語科の岡崎忍教諭は「配る紙は清書の２枚のみ。新年に一斉に書くことに意義があると思います」と取組みの趣旨を語った。
入賞はギャラリーに
今回書き初めを行った中学部をはじめ、同大小学部、高等部、大学、一般参加の部からそれぞれ選ばれた優秀作品約60点が２月5日（木）から11日（水）まで「相模女子大学書初め展」として相模大野ギャラリー（南区相模大野）に展示される。午前10時から午後６時（初日12時〜、最終日午後5時まで）。入場無料。「力作が一堂に会する展覧会です。ぜひお立ち寄りください」と同校担当者は話している。
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