女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」(山内渉(わたる)代表)は1月19日、本拠地とする南区新戸のクラブハウスで、2015年シーズンの新入団選手記者会見を行った。
会見には、山内代表と菅野将晃(かんのまさあき)GM兼監督、そして新入団の石田みなみ、小林海青(みはる)、川島はるな、田中陽子、権野貴子(ごんのたかこ)、工藤麻未(あさみ)の6選手が出席。山内代表は冒頭の挨拶で、「2部リーグで優勝しての(なでしこ1部)昇格を」と誓った。
昨シーズン終盤で昇格争いから後退した一因として「選手層の薄さ」を挙げた菅野監督は、「この6人が大きな戦力となってくれると思う」と、今回の補強を評価。また、「選手個人としても日本代表に挑戦して欲しい。2020年の東京オリンピックに向け、このチームからなでしこジャパンの選手を出していきたい」と期待を込めた。
今季から3部制(なでしこ1部・2部・チャレンジリーグ)となる日本女子サッカーリーグ。ノジマはなでしこ2部に所属。全10チームの総当たりで、27節を戦っていく。昨季のメンバーからは4人が退団・移籍。今季は、新加入を含めた21人のメンバーで念願の1部昇格を狙う。
相模原にまだなじみの薄い一同は、揃って「田畑や山、自然に囲まれている」と町の印象を答えた。青森県出身の工藤選手は、「田舎に住んでいたので、山が近くにあって安心した」と話していた。また、ノジマを選んだ理由としては、サッカーに打ち込める環境が整っている点や、実力が1部に近く、のびしろがある点を挙げる選手が多かった。日本女子A代表の経験もある田中選手は、「ここが一番成長できると思った」と答えた。
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