南区内で活動しているガールスカウト神奈川県連盟第30団・60団と、在日米陸軍キャンプ座間に在住する外国籍の同団員らとの国際交流が3月7日、南区東林間の着付け教室「(有)日本美装」(中村昌稔社長)で行われた。
世界規模の社会教育団体であるガールスカウトの活動の一環。この日は、日本側とキャンプ側、各20人超が参加。第60団委員長の一之瀬佐代子さんと以前から親交のある同社の教室を借り、着付けや生け花、福笑いなど日本の伝統文化を体験した。
外国人女性は色とりどりの着物を着て、普段の洋服との違いを楽しんだ。アーリヤ・ミスワニさん(11)は、「初めて着た。とても素晴らしい。袖が長く、フラフラと流れているようで心地よい。着る枚数が多く時間がかかるので、毎日は着られない」と感想を話していた。一之瀬委員長は「ガールスカウトは国際的なもの。互いの文化を知ってもらえたら」と話した。