さがみはら南区版 掲載号:2015年4月9日号 エリアトップへ

4月1日付で相模女子大学の学長に就任した 風間 誠史さん 八王子市在住 57歳

掲載号:2015年4月9日号

  • LINE
  • hatena

仁をもった地域人育成を

 〇…「択(えら)んで仁(じん)に居らずんば、いずくんぞ知を得ん」――。学長就任時、自身の専門である古典文学から論語の一節を引用し、そう所信を表現した。訳せば「自分の居場所を仁(思いやり)のある場所にしなければ、どうして知を得る(学ぶ)ことができるだろうか」。「仁」と「知」が結びつく場所が大学であるようにと願いを込めた。『見つめる人になる。見つける人になる。』。2010年から掲げている大学のスローガンに重ね合わせ、大学の歴史を受け継ぎ、職務にまい進していく。

 〇…東京で生まれ、高校3年時に鵜野森へ。「その時から相模原に縁があったのでしょう」。東京都立大学へ進学、そこで受けた授業が進むべき道の指針に。「つまるところ、人との出会いが全て」。出会った恩師の知の深さ、偉大さに感銘を受け、文学の道を志した。都内の定時制高校で教諭を務めながら、江戸時代の日本文学研究に没頭。93年、同大学短期大学部の講師に就任した。

 〇…多摩センターの自宅から大学まで、通勤で片道50分かけてロードバイクを走らせる毎日。年に一度、佐渡のトライアスロン大会に出場して10年目になる。「走り過ぎて腰を痛めてから水泳も自転車もできるトライアスロンを始めた」という根っからのスポーツマン。職務の合間を見つけてはトレーニングに汗を流す。「おかげで風邪もめったにひかないですね」。現在は4月下旬の宮古島大会へ向け最終調整段階という。

 〇…「里は仁なるを美と為す」。東日本大震災の翌年、新年に学生が書いた「書」から目が離せなかった。「村、里の本当の美しさは、(景観などでなく)そこに住んでいる人(仁)で決まる」。地域の中で結びつく大切さ、地域社会で担う女性の役割――。すべてが壊れ大きく変化してしまった中で、なお変わらずに、逞(たくま)しく誇らしく生きる土地の人々が重なった。いずれ地域に出て貢献していく女性たちを、「仁を以って」育んでいく。

住まいの大相談会

5/18・19 相模大野ステーションスクエア3Fアトリウム広場

https://www.odakyu-chukai.com/branch/sagamiono/

<PR>

さがみはら南区版の人物風土記最新6

北野 誠さん

女子サッカーチーム・ノジマステラ神奈川相模原の監督に就任した

北野 誠さん

町田市在住 52歳

2月20日号

小方 颯(そう)さん

競泳個人メドレーで1年生ながら高校総体2冠、国体優勝など目覚ましい活躍を見せる

小方 颯(そう)さん

緑区東橋本在住 16歳

2月13日号

牧瀬 稔さん

「シビックプライドの推進に関する検討委員会」の委員長を務める

牧瀬 稔さん

緑区橋本在住 45歳

2月6日号

倉木 健治さん

ローイングチーム「湖猿」の代表として東京パラ代表候補を指導する

倉木 健治さん

愛川町在住 37歳

1月23日号

佐竹 輝子さん

相武台団地商店街の「ひばりカフェ」オーナーとして地域活性化に尽力する

佐竹 輝子さん

座間市広野台在住 68歳

1月16日号

市川 雄士さん

公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC)2020年度の新理事長に就任した

市川 雄士さん

緑区在住 36歳

1月9日号

芝野 虎丸さん

史上最年少で囲碁の名人位を獲得した

芝野 虎丸さん

南区上鶴間本町出身 20歳

1月1日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月20日0:00更新

  • 2月13日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年2月20日号

お問い合わせ

外部リンク