相模原麻溝公園内の相模原ギオンスタジアム(南区下溝)の周りに新しいジョギングコースが完成し、4月1日に一般利用を開始した。
新コースは、既存のゴムチップで舗装された内周ジョギングコースと合わせて約1・8Kmの周回コース。幅員は3mから5m。利用者の脚への負担を考慮し、路面には木製チップが敷かれている。コース上の高低差は約4mで、数カ所に最大9%の勾配を設けた。
野原や丘陵地など自然を舞台に競う陸上競技・クロスカントリーの大会にも使用できるようになっている。クロスカントリーコースは山間部に設置されるのが一般的だが、自治体によりスタジアム併設型で市街地に設置されるのは全国的に珍しいという。
延長の計画も
ジョギングコース建設は2013年12月に、野球場建設など当初予定されていたスタジアム周辺の整備計画を見直す形で発案された。近年、市民ランナーが急増していることや、陸上競技の長距離種目の練習で起伏のあるコースを使うのが主流になっていることなど、ニーズの高まりも建設を後押しした。全国規模のクロスカントリー大会の開催を見据え、市陸上競技協会からも助言を受けるなど、コースづくりには地元団体も多数関わっている。市は今後、駐車場やトイレを新たに設置し周辺環境を整備していく考えで、コースの延長も計画されている。
コース利用は無料。問い合わせは、同スタジアム事務所【電話】042・777・6088へ。
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