ひとりの精神科医が精神保健改革に取り組んだ姿を描いたイタリア映画「むかしMattoの町があった」の上映会が5月16日(土)に相模女子大学グリーンホール多目的ホールで開かれる。主催は同映画自主上映会実行委員会、南区障害者福祉協議会KIVAほか。
題名の「Mattoの町」は精神病院を意味するもの。1978年にイタリア中の精神病院を廃止する180号法(バザーリア法)が成立するきっかけとなる出来事が描かれた実話に基づいた作品。ヨーロッパ各地をはじめ、ブラジル、アルゼンチン、トルコ、日本など世界中で自主上映活動が広がっている。
上映に先駆け、午前11時10分から元朝日新聞記者でジャーナリストの大熊一夫氏が講演会を行う。休憩をはさみ午後0時45分から第1部、2時35分から2部が上映される。閉会は4時半を予定。
受付は午前10時半から。料金は1000円(資料代)。観覧希望者は事前申し込みが必要。問い合わせはKIVA事務局・【フリーダイヤル】0120・17・0783へ。