幼稚園とはどのような場所でしょう?
―幼児期というのは、樹木でいうと「根」の部分、つまり人間の土台を形成するうえで、大切な時期といえます。幼稚園では、小学校以降の学校教育のように、しなければならない課題があるわけではありません。それぞれの児童は自らの興味・関心に従い、物事に取り組み、そこに幼児期ならではの学びが生まれます。小学校教育に向け、自立した子どもになるための、基本の部分が培われる場所といえるでしょう。
幼稚園を選ぶ際のポイントは?
―幼稚園は、幼児教育を主目的としている場所です。それぞれの園の教育理念、教育目標を理解したうえで選択してもらうことが重要となってきます。自分の子どもにどんな施設で、どのような教育を受けさせたいか、絞り込んでいく必要があります。
また、今年の4月に「子ども・子育て支援新制度」という国の制度がスタートし、幼児保育の仕組みが変わりました。園によって入園料や保育料、就園の補助金などが異なると思いますが、保護者の方々にそれが十分に伝わっているかどうかが心配なところです。それぞれの幼稚園で行われる入園説明会や見学会が重要になってくると思います。また、園庭を開放している園もありますので、入園前に実際にそこへ連れて行って雰囲気を感じてもらうのもいいと思います。
(南大野幼稚園園長)
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