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市内45社が加盟する相模原塗装協同組合の理事長に就任した 原田 勝さん 麻溝台在住 49歳

公開:2015年10月1日

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若い力で導く塗装の未来

 ○…2008年に相模原塗装組合から相模原塗装協同組合に移行して以降初となる理事長の交代が行われ、志村道男前理事長からバトンを譲り受けた。10人の理事メンバーも近年、30・40代中心に若返った。偉大な先輩たちの後を任される責務は重いが、会員同士の親睦を大切にする伝統を守りつつ、「若い力で新しいことにどんどんチャレンジしていきたい」と意気込んでいる。

 ○…塗装の道に入ったのは18歳の時。専門学校へ通いながら、同業他社で修業を積んだ。当時は刷毛塗りが主流の時代。「刷毛塗り3年色10年」といわれるほど、技術の習得には時間がかかる。掃除や雑務などを行いながら、先輩の姿を目で見て一つひとつ体で覚えていった。組合との接点は、父が創業した原田美装(南区西大沼)入社後の20代の時。青年部立ち上げに誘われ参加した。そこで酒を酌み交わした仲間との交流は、同社の代表となった現在も続いている。

 ○…忙しく働く中での趣味はギターとサウナ。時間を見つけてはフォークソングを中心に懐かしのメロディーを奏で、サウナでは12分3セットを繰り返し、癒されている。長男・長女・次男という3人の子どものうち、息子2人は同じ道に入った。下積みを終えた長男は今、社員として仕事を任せられるまでに成長した。

 ○…新理事長として力を入れたいのが、市民に組合を知ってもらい、身近に感じてもらう活動だ。2015年度中には組合で初となる無料相談会の開催を検討している。次世代を担う若い職人不足も気になる課題。塗装業を志す若手を増やすには「魅力的な業界でなくてはならない」と感じる。そのために、業界を取り巻く環境改善にも努めたい考えだ。職人冥利につきる「こんなに綺麗になるとは。本当に頼んで良かった」の言葉。塗装業を志す全ての若者に「厳しい仕事の先にある喜びを知ってもらいたい」とほほ笑んだ。

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