日本女子サッカーなでしこリーグ2部に所属する「ノジマステラ神奈川相模原」(ノジマ/南区新戸)は10月24日、相模原ギオンスタジアム(下溝)で第26節を戦い、アンジュヴィオレ広島(アンジュ/広島県)に4対0で勝利した。
3月に開幕した2015シーズンも残すところあと2戦。この日は本拠地でのラストゲームを見届けようと、会場には824人の観客が詰めかけた。
ミスもあり、なかなかゴールが生まれない状況が続く中、ノジマは前半37分、フリーで味方のパスを受けたMF田中陽子選手が「前を向けたので、入ると思った」とミドルシュートで先制ゴール。後半にも田中選手やDF長澤まどか選手、FW南野亜里沙選手が加点し、計4得点でホーム最終戦を勝利で飾った。
点差は開いたものの、菅野将晃監督は「イージーなミスが多かった。試合の中での微調整が大事。あとは点を取るべきところは取っていかないと、もっと上のレベルを考えたらチームとしても苦しくなってくる」と試合を厳しく振り返った。また、ホーム最終戦を終えて、尾山沙希主将は「今シーズン応援ありがとうございました。入れ替え戦も含め、応援よろしくお願いします」と話した。
25日、AC長野パルセイロ・レディースが1位で1部への昇格を決めた。2位が確定したノジマは、12月に1部9位のチームとの入れ替え戦に臨む。