旭化成建材(東京)が請け負ったくい打ち工事のデータ改ざん問題を受け相模原市はこのほど、過去10年間に市が発注した公共工事で、同社が施工に関係した既成コンクリートくい工法を行った施設が無かったことを明らかにした。調査は10月21日から29日の期間に市が独自に行ったもので、2005年度から15年度までに施工した(施行中を含む)公共施設98棟が対象。県からも同社が提供した対象リストの中に、市の公共施設が含まれていない連絡を受けているという。
一方、民間施設においては、同社で施行データの流用などの調査が11月13日を期限に行われている。