神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

はやぶさ学園児童4人 舞台芸術にふれる 相模原演劇鑑賞会が招待

社会

公開:2016年4月7日

  • LINE
  • hatena
カーテンコールで演者に贈りものをした
カーテンコールで演者に贈りものをした

 舞台芸術を定期的に鑑賞する会員制の非営利団体「相模原演劇鑑賞会」(馬渡憲三郎会長)の定例観劇会に、福祉型障害児入所施設「相模はやぶさ学園」(下溝/戒田英夫施設長)の入所児4人が招かれた。4人は4月1日、相模女子大学グリーンホールで公演を鑑賞。カーテンコールでは劇団員とふれあった。

 この日の公演は、ミュージカルカンパニー「イッツフォーリーズ」による『お・ど・ろ』。お弁当箱の中身を舞台に、エビフライや卵焼きといったおかずに扮した出演者が歌って踊る、子どもから大人まで楽しめるファミリーミュージカルだ。

 今回、両者の橋渡しをした市社会福祉協議会南区事務所の担当者によると、諸事情により家庭での生活が難しい施設入所児にとって、普段の暮らしの中でこのような舞台芸術にふれる機会は少ないのだという。そうした背景が、「様々な団体と交流して、何か地域の役に立っていけたら」(馬渡会長)という鑑賞会の思いと合致したことから、定例観劇会に施設入所児を招待する企画が持ち上がった。

 1988年の発足以来、会員制という形態を保持してきた同会にとっては、他団体との初めて交流となった。馬渡会長は公演前の取材で「笑って帰ってもらいたい」と語り、「演劇は社会の一端を疑似体験することができるもの。大人になった時に『あの時楽しかった』と振り返ってもらえたら」と話していた。

 当日、観劇に訪れたのは13歳から16歳の4人。カーテンコールの任も受けた4人は、壇上で鑑賞会員が手作りしたハンガーを役者らに贈った。4人は「演技力、表現力がすごく伝わってきた」「最後まで楽しく観られた」などと観劇の感想を述べ、終演後は、同会スタッフの案内のもと舞台撤収作業や舞台裏の様子などを見学して帰った。

さがみはら南区版のトップニュース最新6

4日、5日に大凧まつり

4日、5日に大凧まつり

本番向け、準備着々

4月25日

20%還元 6月3日開始

相模原市

20%還元 6月3日開始

スマホ苦手派に説明会も

4月25日

市内全区で上昇率拡大

地価公示

市内全区で上昇率拡大

リニアと駅近で住宅需要増

4月18日

介護者居場所に自宅開放

相模台モンステラ

介護者居場所に自宅開放

県から表彰

4月18日

「ある」県内5自治体

災害時トイレ「独自指針」

「ある」県内5自治体

本紙が33市町村に調査相模原市は国基準で備蓄

4月11日

命名権の制限数を廃止

相模原市

命名権の制限数を廃止

財源確保へ1社多数も

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook