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大凧まつり 「福風」高らかに 題字考案・峰尾さん「うれしい」

文化

公開:2016年5月12日

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3日の式典で加山俊夫市長から手渡された記念色紙を持って=6日、相模の大凧センター
3日の式典で加山俊夫市長から手渡された記念色紙を持って=6日、相模の大凧センター

 5月4日、5日に相模川新磯地区河川敷で行われ、延べ17万人の人出で賑わった『相模の大凧まつり』。特に初日の4日は4会場(新戸・勝坂・下磯部・上磯部)とも風に恵まれ、「福風」と書かれた大凧が高々と皐月の空に揚がった。最長滞空は下磯部の6間凧(10・8m四方)の1時間4分。4会場中で最も大きい新戸の8間凧(14・5m四方)は32分間揚がった。5日は風が弱く、上磯部の4分(4間凧)が最長だった。

「伝統続いて欲しい」

 今年の題字の考案者は、新磯小学校6年の峰尾日菜花(ひなか)さん(12)=写真。5、6年生全員が題字を考え応募する同校の取り組みの中で「一番初めに頭に浮かんだ」言葉だった。「自分や友達、家族だけでなく、世界中の人が幸福になるように」という思いを込めた。小学生が考えた題字が選ばれたのは今回初めてという。

 4月初旬には、新戸会場で揚げられる8間凧の題字書きを相模の大凧センターで見学した峰尾さん。「大きくてやっぱり日本一はすごい。名人の書く凧字は堂々としていて、赤と緑に文字が塗られると、太くはっきりしてきてきれいだった」と感動を表した。

 新戸会場を訪れた5日は残念ながら凧が雄大に空を舞う姿は見られなかったが、4日の様子を友達が写真に撮って見せてくれた。「自分の考えた題字が揚がってうれしかった」と峰尾さんは照れ笑いを見せながら、「伝統が長く続くよう、できることで協力したい。未来の子どもたちにも、自分たちと同じように大凧を誇る気持ちを持ってもらいたい」と目を輝かせた。

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