さがみはら南区版 掲載号:2016年6月2日号
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今年4月に相模原商工会議所女性会の会長に就任した 本間 セツさん 上鶴間在住 68歳

「粘りの気質」で繋がり作る

 ○…市内商工業者の交流・研鑽の場である商工会議所の活動に、女性の視野をもって寄与する女性会。その6代目会長に就任した。「『繋がりそして輝く』をモットーに、事業者、行政、地域団体などと連携して力を高めていきたい」。穏やかな口調の中に強い意志が垣間見える。大企業の進出で個人事業の影が薄れている世の風潮から、中小企業の隆盛が経済活性の鍵とし、「商議所がそれを支える力になる」と使命感を抱く。

 ○…(株)ホンマ電機の専務として会社の事務全般をまとめる。起業から40年あまり、創業者である夫と苦楽をともにしてきた。「小切手の扱い方も何もわからず、よくここまでやってきた」と二人三脚での日々を振り返る。女性会に入会した10年前と時をほぼ同じくして、奉仕団体・国際ソロプチミスト相模に入会。そこでは、社外での出会いや交流を育み、現在は2度目となる会長職を務めている。

 ○…山形県鶴岡市(旧温海町(あつみまち))生まれ。のどかな田舎の景色が原風景だ。青山学院大学入学を機に上京。のちに北里大学医学図書館でのアルバイトをきっかけに相模原へ移住した。小中学校の同窓生だった夫・俊三氏が転居先近くに住んでおり、同郷の縁に導かれ25歳で結婚。半年後、夫が独立に向け会社を辞めると、1年間は自身が家計を支え、起業後は内助の功で事業を膨らませていった。

 ○…日本舞踊は花柳流師範、茶道は大日本茶道学会教授。ともに35年近く嗜んでいる。一度物事を始めたら極めるまで続けるタイプ。「いつかやめる時はくるのだから、自分からやめようとは思わない。継続は力なりの精神です」とにっこり。今年45周年を迎える女性会。自身の役目は「50周年に向け存在をより強固に、会員が誇れる会にしていく」こと。人が好きで、特定の色に染まることなく誰とでも親交を深められる性格と、「郷里・山形の粘り強い気質」で、会員28人を先導する。

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