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ぱすてるPOP 似顔絵で保護犬支援 収益の一部を団体に寄付

社会

公開:2016年6月16日

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 南区上鶴間本町在住の長谷川良子さん(59)が代表理事を務める「(一社)ぱすてるPOP」が今年4月から、保護犬活動団体を支援する取り組み「ドッグズフレンドシッププロジェクト」を始めている。チョークアートで飼い犬(猫)の似顔絵ボードを有料制作し、その収益の15%を保護犬活動団体へ寄付するというもので、「飼い主も描き手も紹介者もウィンウィンになれば」と活動の周知に努めている。

 「少し大きくなったワンちゃん達がこちらを眺めていて。あの子たちはどうなるのだろう」。長谷川さんが現在の愛犬(トイプードル)を購入する際、訪れたペットショップでの出来事。残された犬が気掛かりだった長谷川さんは後日、再び店舗に赴き店員に犬の行方を尋ねた。このことが契機となり、全国的にも問題となっている犬の引取り、殺処分などの問題も知るようになった。「飼い主はどうしても自身の飼い犬ばかりに目が行きがちですが、その他すべての犬も同じ命。私たちなりの支援ができないか」。こういった思いから、法人事業として今年4月、活動をスタートさせた。

草の根活動広げて

 30年にわたりPOPクリエーターとして、また5年ほど前から黒板に鮮やかなイラスト等を描くチョークアート講師として活動の幅を広げ、昨年には一般社団法人を立ち上げた長谷川さん。自身も教室を持ち指導にあたるほか、経験と実力のある生徒を「お絵かき先生」と認定し、相模原、町田を中心に10教室を任せるなどして展開している。

 今回の取り組みでは、この講師らや長谷川さん自身が、犬・猫の写真データをもとにチョークアート専用のA4原画パネルを制作。キーホルダー、ハガキ等がつき2万円(税別)となっている。このうち15%が寄付となり、これまでに熊本の被災犬保護活動団体に募金した。「小さな力ですが、草の根的に広がっていければ」と今後は県内の保護犬活動団体の支援を目指す。

 詳細や問合せは【電話】042・766・9682または【メール】info@pastel-pop.orgへ。

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