日本女子サッカー「プレナスなでしこリーグ1部」が3月26日に開幕する。今季から1部に昇格したノジマステラ神奈川相模原(ノジマ)は、敵地・ノエビアスタジアム神戸でINAC神戸レオネッサに挑む。
昨季、2部のリーグ戦を14勝4分けと無敗で制し、神奈川県内初のなでしこリーグ1部昇格を果たしたノジマ。継続性を重視し、コーチ・スタッフ陣は全て留任。新たに臼井理恵、國武愛美、北方沙映、池上菜央、田中里穂の5選手を戦力として加え、創設以来最大となる24選手で戦う。
1部リーグ戦は3月に始まり、10月まで続く全18節。所属する10チームがホーム&アウェイで総当り戦を行い、年間順位を決める。また6月から7月にかけては、昨年に続きカップ戦も行われる。
ノジマは2月の新体制発表後、1部所属チームを中心に、精力的にトレーニングマッチを実施。速さや強さ、高さなど課題克服に努めてきた。浦和レッズレディースから移籍した臼井選手は「ノジマステラとして初めての1部リーグ開幕。これまで培ってきたものを発揮し、目標である5位以内を目指し、チーム一丸となって戦っていきたい」と話し、チームの中心で以前INAC神戸に所属していた田中陽子選手は「今シーズンはゴールを強く意識してプレーしたい。チームの勢いをつけるためにも、自分のリズムを作るためにも、シュートは大事。積極的に打って点数でチームに貢献していきたい。開幕戦は古巣との対戦なのですが、気負わずに目の前の勝負に勝ち、その結果として勝利を掴みたいと思います」と意気込んでいる。
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