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このほど(公社)相模原法人会の会長に就任した 新倉 裕さん 中央区田名在住 64歳

公開:2017年8月31日

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会の強み生かした活動を

 ○…「せっかくのチャンス。フルに生かしたい」。市内企業の有志が集まり、適正な納税の推進や会員各々の研鑚、社会貢献活動に取り組む会を盛り立て、リードしていく心意気だ。喫緊の課題は会員の増強。ピーク時に7千数百社だった会員数は時を経て、3千2百社余りにまで減少した。活動を通して会の存在感を強め、まずは会員数の回復に努めたいと意気込む。

 〇…大学卒業後、父が立ち上げた測量事務所を継ごうと測量の専門学校に進むと、在学中に(有)ユタカ企業を設立。法人会へは仲人をしてくれた人が現在の田名支部の支部長だったこともあり翌年に入会。同時に幹事を引き受けた。しかし、役員のほとんどが歳の差がある先輩。「活動にはあまり積極的ではなかったね」と当時を振り返る。転機は支部長への就任。「役が人をつくる」とばかりに、25歳の時に入会した相模原青年会議所で要職を歴任し、対外的に目を引く事業を企画・実行した経験を自信に、様々な企画を手がけ、実績をつくった。地元出身のトロンボーン奏者のコンサートや「民謡の集い」など、毎年好評を博しているイベントは今も続いている。

 〇…一度はグラフィックデザインを学ぼうと美大の受験にも挑戦した。かつて古美術の世界に夢中になった時期も。骨董店に足繁く通い、業界では名高いコレクター・秦秀雄氏の著書を読み漁り、自身の古美術に対する考えをしたためた手紙を氏に送り、氏の主宰する鑑賞会に招かれた体験は今でも宝の一つだ。

 〇…会員であることが一種のステータスだった時代には寄りかかれない昨今。事業展開のあり方にも試行錯誤は避けられない。そんな時こそ会員に寄り添い会員目線での活動に注力する。そして異業種が集う会の強みを生かした多面的な社会貢献活動を行い、さらには、町のあり方についても会の視点から提言することで存在感を強める。今後の発展につながると信じて。

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