相模原南警察署管内の交通死亡事故が続発している。8月に起きた死亡事故で今年5件目となり、県下最多の記録が続いている(9月11日現在)。
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南署管内では6月までに3件の交通死亡事故が発生していたが、7月28日・8月2日と自転車に関連した死亡事故が2件続けて発生した。5件は、大和と同率で県下ワースト1位。昨年同署管内は交通死亡事故が0件だったこともあり、同署ではこの数字を”異常事態”ととらえ、市民への注意喚起・事故防止啓発に取り組んでいる。
5件目の死亡事故を受けて南署は8月、南区役所地域振興課と協力し、自転車に乗るときの安全ルールなどを明記した啓発チラシを製作。区内の小・中学校へ配布した。今後、高校生・一般向けにも製作する予定という。同署交通課では、「自動車が右左折する際、特に大型車には『内輪差』や『死角』があることを改めて強く伝えたい。自転車に乗る際は自動車の動きに注意すると同時に、ヘルメットの装着やライトの点灯、反射材などを活用して”自分を守る行動”を心がけて頂きたい」と訴えている。
18日は大野で啓発
相模原南警察署では9月18日(月・祝)、相模大野駅北口で「秋の全国交通安全運動キャンペーン」を実施する。当日は、映画「曇天に笑う」をはじめ、TVドラマなどで幅広く活躍する俳優の桐山漣さんを1日警察署長に迎え、相模原市消防団ラッパ隊とともに、コリドー通りをパレード(午後1時頃〜)。その後、ペデストリアンデッキ周辺で啓発チラシなどを配布する予定という。
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