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地域で支える高齢者 介護の仕事を紹介

社会

公開:2017年10月5日

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介護の現場では今、地域の人材が求められています。今回の特集では、共に働くスタッフを募集している介護施設を紹介。主役は「あなた」、地域のチカラを福祉に活かしてみませんか。

不足は38万人にも。地域の現状と対策は

 介護業界人材不足が叫ばれて久しい。厚生労働省が発表した介護人材の需給推計(2015年)では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年を前に、約253万人の労働需要が見込まれている一方、供給の見込みは約215万人。およそ38万人の介護職員が不足する見込みとなる。

 介護保険制度が施行された2000年以降、介護職員の数自体は年々増加している。だが要介護者も大幅に増えており、職員の数が追い付いていない状況だ。国も対策に乗り出す中で、市内各施設の求人事情について担当者に聞いた。

「高齢者の生きがいにも」

 市内でグループホームを運営する社会福祉法人たちばな福祉会では、「働くことで高齢者に生きがいを」と話している。「健康で長生きすることは働くこと—故日野原先生の言葉です。働きたい人がいたら年齢・体力・能力等を考慮し、介護の仕事に限らず、その人に合った働きやすい仕事に従事してもらい、生きがいを得られるようにしています」

「介護分野へ新たな人材を」

 一方、(一社)相模原市高齢者福祉施設協議会では、介護職の周辺業務を担い介護の専門化を図るための「介護助手」事業を県から受託し、人材を募集している。大久保祐次会長は「介護職が抱える多くの業務には、リネン交換や居室の掃除など介護とは直接関係ない仕事もあり、特定の資格や技術を必要としません。興味のある人は安心してご応募下さい」と話している。
 

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