松が枝町在住のアーチェリー選手、田畑隼剛(しゅんごう)さん(30)が、10月の愛媛国体で県代表として成年男子の部で二連覇を果たし、「平成29年度神奈川スポーツ賞」を受賞。11月3日に横浜市で贈呈式が行われた。
東海大学職員の田畑さんは大貫渉選手((株)サガミ)、大井一輝選手(慶大)と共に、昨年と同じメンバーで連覇に挑んだ。チーム最年長で主将の田畑さんは「優勝を見据え、ひとつずつ確実に戦おうと声をかけた。強敵揃いの国体で優勝できたのは、幸運なこと。まずは来年の三連覇を目指し、日々の練習に取り組んでいく」と話した。
田畑さんは16日(木)から、静岡県で2018年のナショナルチームを決める選考会に臨む。「2年間、国際大会の舞台から遠ざかっている。来年こそは舞い戻りたい」と意気込む。
見据える先は東京五輪での金メダルだが、「それまでの過程がとても楽しみ」とし、「2020年にどんな選手、どんな人間になっているのか、自分自身の持つ可能性をどこまでも追い続けていきたい」と語った。