東林間在住の荒井三重子さん(72)が描いた絵がこのほど、ポルトガル大使館に寄贈されることとなった。
今回寄贈した絵の題材となったのは、荒井さんが4年前にサンチャゴコンポステーラからポルトガルを縦断した旅先で訪れた場所。立ち寄ったポートワインの酒造所が強く印象に残ったという。年に1、2回、取材を兼ね海外に行く荒井さんの旅の必需品はスケッチブック。食べたもの、出会った人や街並みなどをその場でデッサンし固形絵具で色付け。その数20冊に及ぶ。
昨年作品を仕上げ、今春の日本美術院院展に入選。その後、荒井さん自らポルトガル大使館に連絡し、担当者が絵を見に訪れ寄贈が決まった。「ダメ元で連絡したので嬉しかった。大使館を訪れる方に見て頂き、日本とポルトガルの橋渡しになれれば」と話していた。
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源氏物語を知る4月18日 |
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