日本舞踊・松若流分家の「新春 踊り初め」が16日、南区で開催され、二代目家元・松若寿多恵さんらが華やかな舞いを披露した。
21歳で家元を継いで以来、国立劇場でのリサイタルや一門の発表会、チャリティー活動などを続ける松若さん。現在も区内西大沼にある稽古場で日々、門弟の指導にあたっている。
当日の会は「蝶和会」の後援のもと二部制で行われ、一部では門下生が日頃の芸の成果をお披露目。その後の二部では、松若さんと20年以上親交があり、日本舞踊界を代表する舞踊家として知られる花柳基さんが一昨年に続き招かれ、二人は千紫巳恵佳さんの小唄と三味線にのせて「小唄振り」を披露した。新年にふさわしい華やかで息の合った舞いに170人の観衆は釘付けとなった。
松若さんは会の場で「今後も謙虚な気持ちで芸に精進し、人を磨いて頑張りたい」と抱負を述べた。
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