さがみはら南区版 掲載号:2018年3月8日号 エリアトップへ

ユニコムプラザさがみはらで展示中の作品「ゆめうつつ」を制作した 小野寺 彩(ひかり)さん 相模大野在住 21歳

掲載号:2018年3月8日号

  • LINE
  • hatena

芸術で「癒し」届けたい

 ○…ほんわかとした声や雰囲気、白を基調としたファッションは、まるで幻想的な自身の作品から飛び出してきた登場人物のよう。「作品を見た人が、深呼吸して肩の力を抜けるように。誰かの傍に寄り添う存在であってほしい」と、制作における想いを話した。女子美術大学進学を機に、本格的に美術を学び始めて3年目。その表現力、作品の持つ力強さで、独自の世界を確立しようとしている。

 ○…作品の素材は主にポリエステルの綿と羊毛フェルト。それをニードルと呼ばれる特殊な針で刺し固めることで整形していく。モチーフは一貫して動物。「言葉が通じないのに、こちらの気持ちを読み取って、黙ってそばにいてくれる」。子どもの頃から繊細な性格の友人が多く、周囲を「癒す」ことを職業にできないか考えてきたという。カウンセラーなども検討したが、「誰かの支えにも、自分の支えにもなってくれるものを生み出したい」と作品で表現する道を選んだ。

 ○…新潟県出身。地元の駅に降り立ち、水分を多く含むしっとりした空気を吸い込むと「帰ってきたな」と実感するという。幼稚園から高校まではピアノ、合唱と音楽一筋。しかし「積み重ねて形を作っていく表現」に惹かれ進路を模索したところ、紙や繊維で芸術を生み出す立体アートに出会い、美大を志した。現在までに発表した作品はまだ7つだが「早くも置き場所に困っています。今回はどうしよう」と苦笑する。

 ○…「制作に没頭することが多くて、上京してからは家と学校の往復ばかり。神奈川でもまだ行ったことがない場所が多いんです」と話す笑顔からは、充実ぶりがうかがえる。今後は学内のグループ展や卒業制作を控え、制作意欲はますます高まる一方だ。「自己満足にならないように、試行錯誤している。たくさん作って、展示をして、自分の作品が見た人にどんな影響を与えていくのか知りたい」と意気込んだ。

さがみはら南区版の人物風土記最新6

甲斐 大輔さん

相模原市青年工業経営研究会(青工研)の2021年度会長を務める

甲斐 大輔さん

中央区上溝在住 39歳

7月22日号

安達 弘樹さん

神奈川県行政書士会相模原支部の支部長に就任した

安達 弘樹さん

南台在勤 47歳

6月24日号

寺田 弘子さん

相模原市議会第49代議長に就任した

寺田 弘子さん

大野台在住 67歳

6月17日号

小林 俊通さん

開設25周年を迎えた「カナコー天文台」の世話役を務める

小林 俊通さん

大野台在住 64歳

6月3日号

上原 すずさん(本名:宮前 磨美さん)

声優・ラジオパーソナリティで、「おうちde第48回市民桜まつり」でさがみはら絵本「なつのおと」を朗読した

上原 すずさん(本名:宮前 磨美さん)

緑区大島在住 34歳

5月27日号

石井 彩さん

区内にある福祉施設のデザインを手掛ける

石井 彩さん

女子美術大学卒業 23歳

5月20日号

あっとほーむデスク

  • 7月15日0:00更新

  • 7月1日0:00更新

  • 6月24日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年7月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter