駅のデザイン案を発表する児童たち
新磯小学校（磯部）の4年1組が、地元女子サッカーチーム「ノジマステラ神奈川相模原」を多くの人に知ってもらおうと、16日に新磯公民館で自治会や区職員に向けた提案を行った。
年間を通して児童が発案したテーマについて取り組む「総合学習」の時間で、「地域を盛り上げたい」とノジマステラの魅力を発信してきた同クラス。チームを知るきっかけを増やそうと、様々な案を準備した。
一つめはノジマステラの本拠地の最寄り駅である、ＪＲ相模線・相武台下駅の発車メロディをチーム応援歌「一番星」にすること。その場で演奏して、耳なじみの良さをアピールした。次に駅の階段、ベンチなどのデザインを全てチームのロゴやチームカラーにアレンジすること。また、ラッピングバスの運行や応援を促すのぼりを設置することも提案された。
前向きに検討
児童の話を聞いた新磯地区自治会連合会会長の穂苅健二さんは「まちづくり会議で検討し、区役所と連携して各所に相談したい」と、前向きな意見を述べた。南区役所地域振興課の馬場浩司課長は「今後は南区や市がもっとよくなるために、という視点も持ち、『こうなったらいいな』と考えたことを発信していってほしい」と感心した様子だった。
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