さがみはら南区版 掲載号:2018年4月12日号 エリアトップへ

市社協 子どもの貧困対策に 支援活動団体に助成金

社会

掲載号:2018年4月12日号

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 近年、所得格差等を背景にした生活困窮世帯の子どもに関わる食生活の悪化や学力低下など、いわゆる「子どもの貧困」への対応が喫緊の課題となっている。また、生活困窮などにより、既存の福祉制度やサービスでは解決できない課題も増加している。

 そこで相模原市社会福祉協議会では昨年から、こうした課題を抱える子どもに対する支援活動を行う団体へ事業経費を助成する「子ども健やか育成事業」をスタート。さらに今年度から、生活困窮者の社会参加や自立生活の促進を目的に活動する非営利法人や団体を支援するための助成制度「生活困窮者支援団体応援事業」も開始する。

子ども食堂など対象

 「子ども健やか育成事業」は、福祉的な課題を抱える子どもを対象に「居場所づくり」等を通じた支援活動を行う団体へ事業経費を助成する。例えば、市内で広がっている無料または低額で実施される定期的な食事支援(子ども食堂)や学習支援(無料塾)等の経費、資機材の購入費などに充てることができる。また、学校生活に必要な物品を提供する取組や生活支援の取組を行う場合も活用できる。

 「生活困窮者支援団体応援事業」は、就労準備支援の場づくりやフードバンクなどのほか、生活困窮者の社会参加促進の取組を行っている団体が申請できる。

 助成の対象となるのはNPO法人、ボランティアグループ、社会福祉法人などの非営利活動法人。助成金額は、運営費として月2回以上開催の場合1団体に年額40万円、月1回開催の場合は年額30万円が上限となる(社会福祉法人が実施する場合は2分の1)。「子ども―」のみ立ち上げ経費の助成があり、1団体10万円(該当事業開始後2年未満)となる。

5月11日締切

 応募は市社協総務課窓口で配布されている所定の応募用紙に、事業計画案や予算など必要事項を記入して5月11日(金)までに提出する。応募用紙は市社協のホームページからダウンロードも可能だ。応募のあった団体に市社協が面談、ヒアリングを実施した上で、助成の成否を決定する。

 「新たに事業を始めたい団体や自分たちの活動がどちらの助成対象になるかなど、分からないことは気軽に相談してください」と市社協職員は話している。また、「子ども健やか育成事業」の財源として昨年新設された「子ども健やか育成基金」への寄付も募集中だ。

 問い合わせは市社協企画財政係(あじさい会館4階)【電話】042・730・3888へ。

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