緑化活動の推進などについて顕著な功績のあった個人または団体を表彰する「平成30年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」。このほど東大沼の「特定非営利活動法人相模原こもれび」(高橋孝子理事長)が市内で初めて同賞に輝き、6月1日には加山俊夫市長に受賞の喜びを報告した。
大沼・大野台・麻溝台地区にまたがる「木もれびの森」の保全のため、2001年に市が主催した森林ボランティア養成講座が同団体立ち上げのきっかけ。受講者が保全団体を立ち上げ、06年に市と森づくりパートナーシップ協定を締結、NPO法人化した。現在は森の下刈りや間伐・散策路整備などの保全活動を月3回行っている。
受賞に際して、高橋理事長は「思いもよらぬこと。活動を知ってもらえるきっかけになれば」と話し、海野(うんの)基之理事は「森づくりは地道な作業。コツコツ続けてきたことが評価していただけた」と感慨深げだった。今後は市や女子美術大学と連携して案内看板、マップの作成も進めるという。
新たな担い手を募集
現在、同団体の平均年齢は70代。新たな担い手を求め、「若者から高齢者まで気軽に参加してほしい」と高橋理事長は話す。活動は毎月第2土曜、第3日曜、第4水曜の午前9時から午後3時(6月から9月は午前中のみ)。年会費2千円。申込は高橋理事長【携帯電話】090・4629・4843へ。
さがみはら南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|