神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
さがみはら南区版 公開:2018年11月15日 エリアトップへ

「第10回 フラワーデザインコンテスト クイーンズカップ」のプリザーブドフラワー部門で優勝した 沖 美紀さん 相模原市在住 47歳

公開:2018年11月15日

  • X
  • LINE
  • hatena

そのままの美しさ生かす

 ○…バラ、カーネーション、あじさい―。それらプリザーブドフラワーの王道と言われる花材ではなく目新しい「タニワタリ」という観葉植物の葉を主役に据えた作品で栄冠を得た。「素材の形を生かし、そのままでも美しい花をより素敵に、かわいく」の信念通り、葉の形状を生かして潔い直線を描き、爽やかな色合いでまとめ、気分が落ち込んだ時に背筋が伸びるような作品に仕上げた。

 ○…フラワーアレンジメントの世界に飛び込んだきっかけは自身の結婚式。ソーイングや編み物などの手作り好きが高じ、2次会用に造花でブーケを手作りしたのがはじまりだ。それが楽しくて、結婚を機に仕事を辞めてできた時間でスクールに通うように。15年程経った頃、講師からの勧めで資格を取得。もともと人と接することが好きだったため、教室を開くようになった。教室には自身と同じように結婚式で持つブーケを自分で作りたいと通う人も。今では教室の開催やウェディングブーケの制作、ピアノの発表会などの装飾を通して、人々の暮らし、人生の節目に花を添えている。

 ○…息子が幼い頃には、レッスンの場に連れていくことも多々あった。そんな息子も今では小学6年生。コンテストに出品する作品の制作や花材選びといった時々に、アイデアを求めてみたりすることも。「チューリップとガーベラの違いはわかるかな」とほほ笑む。

 ○…「お花にもっと親しんでもらいたい」。最近では、花屋に足を運び、実際に花を買う機会が人々の間でどれほど頻繁にあるのかわからない。ただ「お花をもらって嫌な人はいないし、癒されると思うんです」。今後は、ボランティアで教室を開き子どもや高齢者にも花に触れる機会をつくりたい。花本来が持つ美しさ、可能性を信じて。

さがみはら南区版の人物風土記最新6

高柳 和富さん

自宅で「レコードを聴いて音楽を楽しもう」を開催する

高柳 和富さん

相模台在住 65歳

4月18日

黒沢 愼五さん

さがみはら介護支援専門員の会の代表を務める

黒沢 愼五さん

相模原市勤務 43歳

4月11日

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

若手落語家として活躍する

古今亭 佑輔さん(本名:高橋 友里恵)

相模原市在住 30歳

4月4日

小池 優華さん

第77回全日本学生音楽コンクール全国大会フルート部門で第1位に輝いた

小池 優華さん

南区在住 16歳

3月28日

中本 茂美さん

ソレイユさがみで「お父さんのための読み聞かせ講座」の講師を務める

中本 茂美さん

松が枝町在住 72歳

3月21日

伊藤 恵子さん

「Feel度Walk」と「知図」を子育てイベントや市との協働事業などで実践する

伊藤 恵子さん

中央区在住 38歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

  • 12月1日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook