市主催の「お互いを認め合う学校づくりに向けて〜自分ができること、みんなでやっていくこと〜」をテーマにした「いじめ防止フォーラム」が、3日にユニコムプラザさがみはらで行われた。同フォーラムは6回目。
当日は区内の市立小学校22校、中学校12校の児童生徒、保護者や関係者など合わせて約200人が参加。代表して大野台小・中の児童・生徒が学校や地域におけるいじめ防止の取組発表を行った。
小学生と中学生を混ぜたグループ討議でも各校が取組を発表。鶴の台小6年生の内田華さんは、生徒が主体となって取り組む「体育館解放」について紹介。「違う学年でペアを組み、一緒に体育館で遊ぶことで仲良くなることができ、仲間外れ防止などに繋がっています」とフリップを用いて発表し、それに対する感想や意見が飛び交った。
市担当者は「今回話し合われたような、自発的ないじめ防止についての取組を今後とも支援していきたい」と話している。