さがみはら南区版 掲載号:2018年11月29日号
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個人で国の若者表彰受賞 六田志穂さん 市内では初 

社会

子ども食堂で提供する料理を手に笑顔の六田さん
子ども食堂で提供する料理を手に笑顔の六田さん
 若者の社会貢献活動をたたえる「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」の内閣府特命担当大臣表彰を、個人としては相模原市で初めて市内在住の六田(むつだ)志穂さん(25)が受賞した。六田さんは大学在学中に子ども食堂を立ち上げ、現在まで運営に関わるなど市内の子ども支援ボランティアに携わってきており、これまでの活動が評価された。

 同表彰は地域の子どもや若者の社会貢献活動に対する評価や、活動の社会的認知度を高めるために2015年度に創設されたもので、各都道府県などから推薦された個人・団体の中から選出される。今回は全国で13件が表彰され、そのうち団体が12件。個人での受賞は六田さんのみだった。市が推薦理由とした長年の精力的なボランティア活動と、市で初めて学生主体で子ども食堂を立ち上げた点などが、そのまま評価された。

現実を耳にして

 六田さんは首都大学東京1年の時から、市の委託を受けるNPOが主催する、生活困窮世帯の中学生向けの学習支援に取り組んできた。

 そうした中、活動を通して子どもたちとの会話から「いつも1人でコンビニ弁当を食べている」「今日はお菓子以外何も食べていない」などの声を耳にした六田さん。学習支援だけではなく、食事の面からの支援も必要だと感じて一念発起。同じく学習支援ボランティアをしていた大学生3人で「子ども食堂peco」を立ち上げた。

笑顔が原動力

 同食堂は高校生までの子どもを対象に月に2回開催し、バランスの取れた食事を提供。現在ではユニコムプラザさがみはらで開催し、運営メンバーも20人に増えた。六田さんは市職員として働きながら、主な活動を大学生に任せて運営補助に回っている。設立当初は2人ほどだった参加人数も、今では毎回30人ほどの子どもや保護者が訪れるようになった。寄付などの財源で運営しているため、資金調達の面では苦労が絶えないが、子どもたちの笑顔は六田さんにとっての活動の原動力になっている。

困った時の一助に

 今回の受賞を受けて六田さんは「私の活動はたくさんの人に支えられ、作ってもらったもの」と関係者に感謝の言葉を述べた。その上で「子ども食堂pecoは夕食を食べるだけの場では無く、子どもたちが生活の中で困った際に助けを求めるための選択肢の1つでありたい」とし、今後について「食堂の活動を継続しつつ、また別の支援にも取り組んでいきたい」と展望を話した。

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