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被害防止には固定電話の対策を わかっていても「話したら騙される」

社会

掲載号:2018年12月13日号

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 「振り込め詐欺の被害増加に歯止めをかけるにはどうすればいいのか?」タウンニュースでは相模原南警察署の片山真署長に話を聞き、被害撲滅への道筋を探った。

電話をとったらアウト

─「オレオレ詐欺」など手口が広まった現在でも、被害が止まらない原因はどこにあるのですか?

 被害者の方に話を伺うと、手口について頭ではわかっていたそうです。しかし、犯人からの電話をとってしまうと、その巧妙な話術により、冷静な判断ができなくなってしまうのです。

─最近の詐欺の特徴を教えてください。

「キャッシュカード手渡し型」が増加しています。これは、電話で銀行や百貨店を名乗り「あなたのカードが不正に使われています」と不安を煽り、警察官や銀行協会等を装った犯人が自宅まで訪問してカードを騙し取る。その後犯人がコンビニや無人ATMで出金するという手口です。

─相模原南警察署で行っている対策を教えてください。

 【1】犯人を近づかせないため、管内全駅でランダムに警察官を配置【2】被害者の金融機関からの出金阻止のため、高額の引き出しがあった場合の通報を依頼【3】犯人による出金阻止のため、警察官によるコンビニや無人ATMの警戒を実施、が挙げられます。

固定電話対策がカギ

─犯人との接点を断つには

 被害防止を100%に近づけるには、皆さんが「犯人と話さない」ことが一番です。犯人がかけるのは固定電話。そのため、固定電話を解約したり電話番号を変更することが被害防止への最大の対策です。しかし、解約や番号変更に抵抗がある方も多いと思います。その場合は「迷惑電話防止機能付き電話機」への変更が強力な対策となります。

 具体的には、呼出音が鳴る前に「通話内容を録音します」というメッセージが発信者に告げられます。犯人は声が録音されることを嫌うため、県警調べでは「設置後に被害に遭った方はゼロ」という結果が出ています。また、現在お持ちの電話機に取り付けるタイプもあり、インターネット通販で購入できます。ご家族へのクリスマスプレゼントにもお勧めです。

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