市立桜台小学校内に2006年に開設され、定期的に展示会を開催してきた「桜台美術館」が、昨年12月16日に100回目の一般公開を迎えた。開設・運営に尽力した功労者や地域住民なども多く訪れ、節目の記念日を祝った。
節目の展示となったのは元日本版画協会会長・伊藤卓美氏の「宮沢賢治との出会い」と題した木版画展。当日は午前10時の公開から続々と来場者が訪れ、賑わいを見せた。
11時からは記念式典も開催され、同小学校の門倉政彦校長が「美術館があることで子どもたちの情操教育にも成果が見られる。今日をゴールではなく新たなスタートにしたい」とあいさつ。美術館運営委員長の竹内祥子さんも「続けられたのは色々な人の応援があったからこそ。引き続き力を貸していただきたい」と述べた。
その後は、伊藤氏の手づくりカルタを川島有希枝さんの歌と小谷初音さんのピアノ伴奏で取り合う「かるた会」も行われた。最初は遠慮がちだった参加者も次第に熱くなり、いつの間にか大きな歓声が飛び交っていた。
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