相模原市は、大地震や台風などの災害発生時に防災情報を市民に届ける「ひばり放送」を運用している。「騒音などで放送が聞き取れない」といった声に応え、テレビ神奈川や電話でも放送内容が確認できるようになっているが、あまり知られていないのが現状だ。そこで市はこのほど、周知のための三角ポップとシールチラシをそれぞれ3000部作成。高齢者世帯を中心に配布する。
デザインは、包括連携協定を結ぶ女子美術大学(麻溝台)のデザインルームに委託。3人の学生が参加し、協議により同大学芸術学部デザイン・工芸学科プロダクトデザイン専攻の安藤万優佳さん=今号、人物風土記で紹介=の案が採用された。
安藤さんはヘルメットを被り拡声器を持つひばりのキャラクター「ひばチャン」をデザイン。「リモコンや電話機に貼れるように、シールも作りました。放送に親しみをもち、高齢者だけでなく若者にも関心を持ってもらえたら」と話している。
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