高校野球の第71回春季関東大会の決勝戦が5月23日に埼玉県営大宮公園野球場で行われ、区内相南の東海大相模が東海大菅生(東京)を7―3で破り優勝を果たした。春夏合わせて4度の全国制覇を誇る同校だが、春季関東大会の優勝は22度目の出場で初めてとなる。
東海大相模は4月に行われた神奈川大会を順当に勝ち上がり、準決勝で鎌倉学園を4―1、決勝も桐光学園を6―2で下し優勝。神奈川1位で関東大会出場を決めた。
5月18日に開幕した関東大会では、1回戦で木更津総合(千葉)に4―3で勝利。続く2回戦も前橋育英(群馬)を7―6、準々決勝も浦和実業(埼玉)を8―1で破り、準決勝に駒を進めた。山村学園(埼玉)との準決勝は息詰まる投手戦となり1―1のまま延長戦に。延長10回、2番金城飛龍の適時三塁打などで東海大相模が3点を挙げ、そのまま4―1で勝利した。
東海大菅生(東京)との決勝は東海大学の系列校同士による「タテジマ対決」。1番鵜沼魁斗が先頭打者本塁打を放ちチームに勢いをつけると、適時打と犠飛も出て初回に3点を先制した。その後も打線がつながり、14安打の猛攻で7点を奪取。投げては4投手の継投で相手に主導権を与えることなく7―3で勝利した。
初優勝にも控えめに喜んだ選手たち。門馬敬治監督は「関東大会の優勝以上に、すぐに夏の大会が始まるという意識の方が強いと、決勝戦後に選手にすぐ伝えました。今大会でもミスが多くあり、夏に向けてするべきことがまだまだあると思っています。残り少ない時間を有意義に使えるよう選手と共に努力していきます」と話した。
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