相模原南警察署は8月30日、相模川の河川敷で帰り道が分からなくなっていた71歳の女性を保護したとして、下溝在住の白土修さん(66)に感謝状を贈呈した。
女性は大野台在住。7月25日の午前10時に外出したきり行方不明となり、家族が捜索願いを出していた。
白土さんは娘と自宅付近の河川敷を散歩中、午後5時30分ごろ女性に声を掛けられた。女性は額を怪我しており、下半身がずぶ濡れの状態だった。ただ事ではないと感じた白土さんは、車で女性を麻溝交番に送り届けた。
片山真署長は「川に落ちて流されてしまっていたら危なかった。さらに、車に乗せて交番まで送っていただいた勇気ある行動に感謝している」と話し、白土さんは「後日、女性の家族から無事を聞いて安心した。表彰は思ってもみなかったこと」と恐縮した様子だった。