公益社団法人相模原青年会議所(相模原JC/宇田川隼理事長)主催で9月21日(土)、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした市民参加型イベント「さがみはら大作戦〜未来を創るSDGsフェスティバル〜」が市民会館などを会場に行われる。同催しは例年開催されているが、SDGsに焦点をあてた開催は初。本村賢太郎市長も討論会に参加予定で、イベントを契機に市を挙げてSDGsの機運をさらに高めていきたい考えだ。
2015年に国連加盟の193カ国で採択され、世界における2030年までの17の目標を定めた「SDGs」。メディアで報じられる機会も多くなり、全国で周知のためのイベントなどが開催されている。相模原市でも行政や民間主導で普及・啓発のための行事や公開討論会などが開催されており、日本経済新聞による今年1月の「SDGs先進度調査」では、相模原市が全国815市区中、6位となった。
こうした中、日本青年会議所の方針のもとSDGsを積極的に推進する相模原JCでは、さらなる市民への啓発や機運醸成を図るため今回のイベントを企画。相模原市や市教育委員会、市自治会連合会などが後援し、市を挙げての開催に至った。
グルメやゲームも
当日は本村賢太郎市長と(株)スノーピーク取締役の後藤健市氏による「地方創生×SDGs」を主題とする公開討論会を開催(午後3時、相模原市民会館)。地方創生の分野に精通する後藤氏と本村氏が持続可能なまちづくりについて意見を交わす。
このほか、市内のSDGs推進企業を表彰する「第1回さがみはらSDGsアワード」(午後1時30分、産業会館)や、ジャパンSDGsアワードの受賞経歴を持つ手島利夫氏によるセミナー(午前10時、産業会館)も開催予定。
さらに、幅広い市民に参加を呼びかけるための催しも満載。100円サイズで市内の飲食店の味を楽しめる「S-1グランプリ」や、相模原の歴史、文化を学べる「さがみはら大脱出ゲーム」などのほか、景品がもらえる「SDGsスタンプラリー」も企画されている。
同フェスティバルは入場無料。午前10時から午後5時。市民会館ほか、青少年相談センター、産業会館、市役所第二駐車場の一部で実施。問い合わせは相模原JC安達裕也さん【携帯電話】090・5798・7193へ。
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