さがみはら南区版 掲載号:2019年11月21日号 エリアトップへ

発達障害支援センター 視線計測装置を本格導入 県内初 適切な療育に有効

社会

掲載号:2019年11月21日号

  • LINE
  • hatena
保護者の膝の上に座らせた状態で映像を流し、測定する視線計測装置
保護者の膝の上に座らせた状態で映像を流し、測定する視線計測装置

 相模原市発達障害支援センターではこのほど、発達障害児の視線の動きを可視化し、一人ひとりの特性を測定することができる「視線計測装置」を県内で初めて導入した。視線を追うことによって社会性の発達の程度や興味関心などの目安を知ることができ、適切な療育を行うのに有効とされる。同センターの担当者は「子どもを客観的に理解し、その子にあった生活環境づくりのきっかけになれば」と話している。

興味を推測

 導入した装置は大阪大学大学院らが監修して開発した「かおTV」。発達障害児を保護者の膝の上に座らせた状態で測定できるもので、人や図形、モノなどが同時に現れる映像を流し、その間、発達障害児が視線を送る先を内蔵カメラで追うことで、興味関心の目安を測定する。

  発達障害は2005年に「発達障害者支援法」が施行されたことなどを機に、近年認知が進んできており、市でも、民間が運営を担う児童発達支援センターを各区に整備するなど発達障害児の支援体制に力を入れてきた。ただ、支援にあたり、保護者の経験や主観だけでは発達障害児の興味や感情を推測しにくく、そうした要因で悩みを募らせ、孤立してしまう保護者が多いといった課題も抱えていた。

子育ての安心に

 そこで、保護者支援の一環として子どもの興味を客観的に測定し、一人ひとりに合った療育につなげるため、同装置を試験的に導入。まず昨年1年間、乳幼児期の発達障害児約40人に試験利用を実施。保護者からの「子どもが見ている世界が分かってよかった」といった声などを踏まえ、発達障害支援センターでも、子どもの特性への理解が深まることや、子育て上での安心感につながるといった保護者支援として同装置が有効だと判断し、本格導入を決めた。

 その後、市は児童発達支援センターを利用する保護者を対象とした子育て講座の中で同装置の利用法などを説明。興味を示した保護者が多かったため、11月中旬から未就学児を対象に順次利用することとなった。担当者は「測定でまず子どもを客観的に知ることが大切。担任の先生とも結果を共有し、一人ひとりに合った生活環境を整えられたら」と話している。

低価格の安心リフォーム!

品質と価格で選ばれているアイテリアナカムラにお任せください!

https://aiteria-n.co.jp/

<PR>

さがみはら南区版のローカルニュース最新6

はやぶさ2カプセル公開

はやぶさ2カプセル公開 社会

3月12日から市立博物館

2月25日号

「初めてのJ2、楽しみたい」

2021開幕、三浦文丈監督インタビュー

「初めてのJ2、楽しみたい」 スポーツ

目標は勝ち点50

2月25日号

川柳募集

川柳募集 文化

2月25日号

南区10周年ラーメン完成

谷口台小児童が考案

南区10周年ラーメン完成 教育

今日から昌龍飯店で販売

2月18日号

新スタジアム 要望書提出

HT4チーム

新スタジアム 要望書提出 スポーツ

10万4千超の署名集まる

2月18日号

難時代、どう生き抜く

2月25日JC主催

難時代、どう生き抜く 社会

WEBで講演会と交流会

2月18日号

あっとほーむデスク

  • 2月25日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 2月4日0:00更新

さがみはら南区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年2月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク