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みんなでつくる新たなコミュニティ 相模台団地で交流イベント
小田急相模原駅から国立相模原病院方面に歩いて15分ほど。閑静な環境に位置する相模台団地は、UR都市機構が管理する賃貸住宅850戸、分譲住宅170戸で管理開始は昭和41年。最初の入居者から数えて50年を超える歴史を重ねているが、時代に合わせて変化し続けている。
2014年には団地内に、高齢者のデイサービスや居宅介護支援、訪問介護などを行う「かたくり相模台」、15年には子育て世代支援のため「あおいそら保育園」が続けてオープン。グラウンドゴルフ等のサークル活動も盛んで、SC相模原による健康体操には毎回大勢が参加するなど、活気に満ちている。
支援団体とコラボ
その相模台団地で11月30日、「さがみだいコミュニティフェスタ」が初めて開催された。株式会社URコミュニティと相模台団地自治会が共催したもので、地域の子育て支援団体が一堂に会し、工作ワークショップや和太鼓体験、今年注目を集めたラグビーの体験などを行った。また団地自治会が芋煮をふるまい、様々な世代が購入の列に並んだ。
愛着ある団地に
団地住民と子育て支援団体を結び付け、新たなコミュニティを作ることを目的に企画された今回のイベント。高齢化が進む団地にあって、特に若い世代に住みやすさ、子育てのしやすさを実感してもらう狙いもあったようだ。URコミュニティの豊田智久課長は「団地に愛着を持つ人を増やして、いつまでも住みたいと思ってもらえる団地にしていきたい」と笑顔で話し、自治会長を務める小笠原すみ子さんは「大勢の人が参加してくれて、こういう企画は本当に嬉しい」と手放しで喜んだ。現在、同団地では自治会加入世帯は6割ほど。「団地住民みんなが自治会に関わるのが理想ではあるけど、イベントだけでも参加してほしい。楽しい企画を継続していくことが大事になりますね」と話した。
UR都市機構