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自転車ロードレース 国内最高峰の大会誘致 「五輪後のレガシー」実現へ

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掲載号:2020年1月23日号

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2018年5月の南信州ステージの様子(提供:相模原市)
2018年5月の南信州ステージの様子(提供:相模原市)

 相模原市は1月9日、国際自転車ロードレース「Tour of Japan」(ツアー・オブ・ジャパン)を、2021年度以降に誘致すると発表した。市オリンピック・パラリンピック推進課では、2020東京五輪自転車ロードレース競技で緑区がコースの一部となることを契機とした「大会後のレガシー(遺産)」の創出に期待を込める。

 ツアー・オブ・ジャパンは、都府県をまたぐ国内唯一のステージレースで、国際自転車競技連合(UCI)が公認する日本最大規模の自転車ロードレース。自転車関連など29団体からなる自転車月間推進協議会(事務局・一般財団法人日本自転車普及協会)が主催し、例年5月中旬から下旬に実施。開催回数は1996年以降で22回を数える。運営はステージごとに設置する実行委員会が中心となって行う。昨年は初日の大阪府堺市から京都や長野、静岡などを経て最終日の東京まで全8ステージ、8日間で行われ、相模原市を拠点に活動する「Team UKYO」が通算2回目となる団体総合優勝を果たしている。

 市では現在、東京五輪自転車ロードレース競技の市内実施に向けた取り組みと並行して、大会後のレガシーの創出を進めている。その中で、今回の誘致では第8(東京)ステージの一つ前の「第7ステージ」を実施する想定のもと、東京五輪で走行するコースを最大限活用する走路案で関係機関と具体的な調整に入っているという。「春先には主催者側から、ステージの中に加わるという決定について発表がある見込み」と同課は話す。

県内では初

 今回の誘致が実現すれば、神奈川県内で初のステージとなる。同課では、「全国規模のレースで市内外から注目を集めることができる。大会終盤でレースの展開を左右する重要なステージになる可能性もある。市民がレースを盛り上げることで、市に対して誇りを持てる」と期待を寄せる。また、「今回誘致しているのはプロのレースだが、自転車熱が高まれば、その延長線上には市民レースといった構想が出てくることも考えられる」と続ける。

 サイクリングや自転車を活用した観光施策「サイクルツーリズム」による地域活性化にも意欲を示す。同課は「オリンピックの熱が冷めないうちに、市内の自転車ロードレースの普及につなげたい。市が進めるシビックプライドの材料の一つになれば」と話す。

 ツアー・オブ・ジャパンでは、ステージごとに、出場する国内チームが「ホームチーム」を務め、地域貢献活動も行う。過去には自転車安全教室の実施や表彰式のプレゼンター、選手との交流イベントなど、子どもたちが競技に興味を持つための環境づくりを推進している。

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