新型コロナウイルスの影響で休館が続いていたボーノ相模大野3階にある相模原市立市民・大学交流センター(ユニコムプラザさがみはら)が、あす19日(金)から施設利用を再開させる。約3カ月間休館が続き、「春のアートフェス」など予定していたイベントがすべて中止になった同センターでは、あすから特別作品展を開催する。
もともとは4月から5月末までの展示予定だった県立相模原弥栄高校美術科作品展「静物画と自画像」を延期して行うもの。同校の専門学科のひとつ、美術科の生徒約40人が描いた自画像と静物画をあわせて鑑賞するユニークな作品展となる。担当の齊藤直美さんは「美術科の生徒が油絵の課題として最初に取り組む作品を見てもらいたいと思っていたので、作品展ができることになって良かった。密にならないよう広いスペースで少しでも楽しんでいただければ」と話す。
同校は今年度、県立弥栄高校と県立相模原青陵高校が統合し発足したばかり。展示会の期間は7月31日(金)まで。開館時間は午前9時から午後10時、入場無料。問合せは同センター【電話】042・701・4370。
参加型イベントも実施
同センターは、春に行う予定だった作品の写真を募集する企画を復活させる。イベント名は「帰ってきたぞ!みーんなみんなアーティスト!」。外出自粛期間中に制作した作品などを写真に撮ってメールで送ってもらい、A3サイズにしてロビーに展示する。
募集期間は8月15日(土)まで。展示期間は8月1日(土)から31日(月)まで。送付先は同センターホームページから。