マンション・ビル管理などを手がけるウイッツグループホールディングス(柴田正隆社長・中央区)が9日、市役所を訪れマスクを寄贈した。
寄贈したマスクは1万枚。経緯について柴田社長は、自宅近くの薬局で高価なマスクを前に購入をためらう高齢の女性を目にしたことや、並んで買うリスクを考慮した上で何かできることはないかと考え、マスクの寄贈を検討。淵野辺で地域貢献活動に力を注ぐ組織・ふちのべ星援隊による検品作業の協力を得て、不良品のないマスクを200箱に収めた。それぞれの箱にはメッセージが封入されている。
寄贈式で柴田社長は、高齢者や介護事業者などに特化した配布を要請。本村賢太郎市長からは快諾の言葉を受けた。今後の支援について柴田社長は「できることをさまざまなネットワークをもとに尽くしていきたい」と話し、決意をにじませた。
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