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交通安全 都県を越えて啓発活動 3署合同でキャンペーン

社会

公開:2020年7月2日

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オートバイ用のエアジャケットを試着
オートバイ用のエアジャケットを試着

 警視庁と神奈川県警察による合同交通安全キャンペーンが6月17日、相模原市と町田市の境となるJR町田駅南口歩道で実施された。相模原南警察署、町田警察署、相模原警察署の3署が合同で行うキャンペーンは今回が初。当日、署員らは歩行者や自転車利用者などに交通事故防止の啓発を行った。

 緊急事態宣言が6月19日に解除され、隣接都県境での交通の往来の急増を予想。また夏季行楽期を迎えるにあたり重大事故の発生が懸念されることから実施された。新型コロナウイルスの影響で中止となったが、東京オリンピック・パラリンピックの聖火リレーにともなう警備の関係で互いの交通課同士で連携をとったことから交流が生まれ、今回の合同キャンペーンが実現。15日から小学校の一斉登校が始まったこともあり、啓発チラシや反射板などを配布しながらより一層の注意を訴えた。また神奈川県では6月が「二輪車事故防止運動・暴走族追放運動」の強化月間に定められていることもあり、二輪車用プロテクターやエアジャケットの展示・試着も行われ、日頃の着用を呼び掛けた。

事故は減少も…

 相模原南警察署によると6月25日現在、管内での人身交通事故件数は340件。前年同時期と比べて51件減少している。しかし、同署交通課では「交通安全教育が浸透している部分もあるが、コロナ自粛の影響で人も自動車も出ていなかったことが大きな要因」と話す。特に自転車事故は102件で、県内でもワースト3位。オートバイによる事故も72件起きている。どちらも昨年よりは減少傾向だが、3月には原動機付自転車を運転していた高齢女性が死亡する事故も管内で発生している。さらに今後は自粛緩和による交通量の増加、夏季休暇などによる児童・生徒の外出も増えることが予想されるため、一層の注意と怪我などの防止のためプロテクターの着用を呼び掛けている。また今後もこうした合同キャンペーンを企画し、交通マナーの向上と事故防止を目指していくとしている。
 

近隣3署の交通課署員たち
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