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和泉短期大学の9代目理事長に就任した 伊藤 忠彦さん 緑区橋本在住 78歳

掲載号:2020年8月6日号

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「人のため」が生きる意味

 ○…和泉短期大学の学長を12年務めたのち、このほど9代目理事長に就任した。「児童福祉」を学びの柱に、子どもと家族に寄り添う保育者の養成に取り組む同大学を「改めて思うのは、かけがえのない学校だということ」と、長年の深淵なる教育人生を振り返り、そう表する。子どもの教育の出発点を担う人を育てるという職責を果たすため尽力する。

 ○…生まれは青森。牧師の父の家に生まれ、活動のために全国を転々とする日々を過ごす。横浜に移り住み、小学6年生の時に小児結核を患い、高校卒業後まで旧虚弱児施設で病気と向き合う。この経験が牧師の道に進むきっかけとなった。「苦しい記憶だけど、幼い時に親元を離れたことは貴重な経験だった」。その後、東京神学大学で11年間学び、31歳で相模原教会の牧師に就く。同時に、父が4代目理事長を務めたつながりから、同大学でキリスト教の入門を教える講師となり二足のわらじを履いた。「キリスト教を押し付けるのではなく、誰かのためになればという気持ちで人の前に立っていた」と当時を回想する。

 ○…幼少の頃は植物・昆虫採集にのめり込むなど、自然と触れ合うことが好きで、毎朝自宅から見える大山と八ヶ岳を仰ぐのが日課。緑の風景をスケッチや写真に残すことが息抜きとなっている。自然豊かな相模原の地を「第二の故郷」と称し愛着を覗かせる。

 ○…新理事長として図るべき役目について「歴代の理事長が築いてきた、ただ養育するのみでなく、子どもを愛する精神を引き継いでいきたい」と決意をにじませる。「助けを必要とする人の力になりたい」。その一貫した姿勢は、保育者の教育のみならず、今までもこれからも「自分の生きる意味」だ。

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