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テレビ通じ「交通安全教室」 新磯小学校で初めて開催

社会

公開:2020年8月6日

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(右)自転車ヘルメットの重要性を伝える一コマも(上)テレビを通じた質問に手を挙げて答える児童
(右)自転車ヘルメットの重要性を伝える一コマも(上)テレビを通じた質問に手を挙げて答える児童

 新型コロナウイルス感染症の影響で小学生向けの交通安全教室が実施できていないことを受け、相模原南警察署が7月28日、新磯小学校(青木正利校長)を訪問し、放送室から届ける「リモート交通安全教室」を初めて行った。

 相模原南警察署では例年、交通事故を防止するため、希望する小学校に赴き、「歩き方教室」や「自転車講習」などを実施してきた。しかし、今春は新型コロナウイルス感染症の拡大により市内の全小学校が休校。新1年生らに交通安全を訴える機会を作ることができなかった。

 そこで同署は、飛び出しの防止とヘルメットの着用などを訴えるチラシを作成。7月28日までに管内の全小学生に配布した。その際、新磯小学校にリモート交通安全教室の開催を打診。青木校長が快諾し、今回の実施となった。

少しでも意識を

 当日は同校の「朝の学習の時間」を活用。交通総務課の竹井洋明警部補、冨永達也巡査部長が放送室から、各教室のテレビを通じて交通安全を呼び掛けた。小学生が飽きないようにと、この日のためにパペットの「柴犬くん」も購入。横断歩道の渡り方として「止まる」「見る」「待つ」を実践すること、自転車に乗る時はヘルメットを着用すること、「とまれ」の標識を見つけたら必ず一時停止することなどを訴えた。

 児童たちも配布されたチラシを見ながら、2人からの問いかけに手を挙げて返事をするなど、まじめに耳を傾けていた。

 教室を終えた竹井警部補は「放送室からカメラを通して行うのは初めての経験。児童たちのリアクションが見られないので難しかったが、隣の教室から元気な挨拶が聞こえて助けられた。夏休みを前に、悲しい事故を減らせるよう気を付けてほしい」と話した。今後も他校から要望があれば、協力したいとしている。

 同署によれば、7月26日時点で管内の交通事故発生件数は393件。子どもの事故は24件起きている。
 

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