新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ経済の活性化を目的に、地元の店舗・企業で消費した代金の一部をキャッシュバックする市独自の事業「さがみはら39(サンキュー)キャッシュバックキャンペーン」について、市は参加事業者の募集期間を8月31日まで延長すると発表した。
市は2000件の参加事業者を目指しているが、7月28日時点の申込件数は約800件。ただ、現在は参加数も増加傾向で、市内各商店街や各種団体からの呼びかけが後押しになっている。参加事業者は小売店が3割、飲食店が2割を占め、理美容店、コンビニエンスストア、地元工務店や水道業者もある。市はさらなる参加を増やすため、周知に全力を挙げていく構えだ。
事業者の参加条件は、【1】市内で事業を営んでいる【2】市内に本店または主だった事務所がある法人、または市内に在住する個人事業者【3】キャンペーンが開始されるまでに「新しい生活様式」や感染防止対策を実施済み【4】領収書(領収証、レシートなど)を発行している、の4項目を全て満たす事業者。参加は無料。詳細は市ホームページのほか、各まちづくりセンターなどの公共施設の窓口に設置されているチラシで確認を。
実施は秋ごろ
キャンペーンは、参加事業所で合計1万5000円以上(複数事業者合算可)購入し、指定の台紙に領収書を添付して市に申し込むと購入者の口座に3900円が振り込まれる仕組み(1人1回限り)。実施時期については秋頃を予定している。キャンペーンの詳細は新型コロナ暮らし・経済支援ダイヤル【電話】042・851・3193。事業者の参加申し込みは市産業支援課消費喚起協力金班【電話】042・769・8244へ。