さがみはら南区版 掲載号:2020年8月20日号 エリアトップへ

今だからこそ知りたい 新型コロナ各園の対策

社会

掲載号:2020年8月20日号

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 新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの制限や対策など「新しい生活様式」が求められている。その中でも、子どもにとって社会生活の第一歩となる幼稚園・認定こども園は、人と関わりさまざまな経験を積むことで成長していく大切な場所。環境の変化を求められる今、どのような対応を取っているのか。区内複数園を取材した。(回答内容は匿名で紹介)

 ビデオ会議などに使用するアプリ・Zoomを使い、オンラインで遠隔保育を行うなど、コロナ禍での迅速な対応を進めてきたA幼稚園。個人面談に加え、未就園児に対してもオンラインで対応、現在は動画配信で園の案内も行っている。オンラインと対面との組み合わせでバランスを取りながら、密にならないように努めているという。

 オンライン機能を活用して園児や保護者に対して情報発信する園は少なくない。B幼稚園ではオンライン上にデータを保存・共有できるサービスを利用して体操や音楽など、自宅でできる独自のカリキュラムをほぼ毎日更新した。

 ほかにもほとんどの園が動画配信サイトのユーチューブを使い関係者への限定公開で動画を配信していた。C幼稚園は入園間もなく幼稚園が休園となってしまった年少向けに園内の様子がわかる動画や、保護者向けにお弁当の作り方などの動画も配信した。外出自粛が叫ばれる中、自宅で好きな時間に視聴できる動画の配信に取り組んでいる園が多かった。

 園内のウイルス対策にも注力している園が多いのも目立つ。

 D幼稚園は園の各種行事への保護者の参加を控えるよう呼び掛けている。E幼稚園では通園バスが密集にならないようコースを増やし、乗車時の検温や園内・車内の消毒を徹底。現在は複数家族の園見学を中止し、個別案内を行う。F幼稚園では子どもが触れる遊具も含め常に消毒を行い、場所によってアルコールと次亜塩素酸ナトリウムを使い分けた。さらに、今後園内を抗菌コーティングを行う予定だ。

 多くの園が口にするのは「平常通りの保育を心掛けている」ということ。E幼稚園の担当者は、「コロナを怖がらせ、必要以上の行動制限をしないように、前向きに楽しく保育していきたい」と話す。F幼稚園の担当者は、「園児は言葉だけでは指示や思いが伝わらないので、スキンシップは必須」と指摘する。

 取材を通じわかったことは、ほとんどの園が子どもたちに今までと変わらぬ対応や保育を心掛け、オンラインの活用や消毒の徹底、園のイベントの自粛など、感染症の対策を取っていることだ。子どもたちと接する時間を大切にしながらもコロナ禍での家庭の負担を考慮し、遠隔保育への取り組みや動画コンテンツの配信など多くの工夫を重ね、環境に合わせて変化する園が今後さらに増えそうだ。

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