市民からの投票をもとに、相模原市内の個性的で魅力ある店舗を表彰してきた「相模原お店大賞」事業。これまで16回にわたり毎年実施されてきたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、新企画「相模原″コロナに負けない″お店大賞」として開催されることとなった。
もともと今年は、東京オリンピック・パラリンピックの開催にともない、秋口に実施される予定だった同事業。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大したことから準備委員会を開くことが出来ず、実施すら危ぶまれてきた。「当初は事業自体をやめようかという話もあった。でもこんな大変な時だからこそ、頑張っているお店を応援したいし、お店大賞も負けずに続けていきたい。それならば工夫をして新しい形を模索しようと思った」と荒俣大準備委員会委員長は話す。
そこで、多くのファンを有し市民から応援されているお店や、コロナ禍においても独自のアイデアを活かした取り組みを行っているお店を「コロナに負けないお店」と定義。公式ホームページ上の投票フォームか写真共有SNSサイト「インスタグラム」から、そのお店を応援する投票を受け付けることとした。募集は「飲食部門」「小売・サービス部門」の2部門で行い、3次にわたる選考の上で、来年2月上旬に大賞、準大賞を決定する予定だ。
インスタグラムでの投票は9月15日から始まっており、公式ホームページの投票フォームは10月15日(木)から開設される。投票者には抽選で、食事券や商品券などのプレゼントもある。問合せは同準備委員会【電話】042・753・8135へ。